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・ＤＥＳＩＲＥ（背徳の螺旋） その手のゲームで、感動させてくれた初のゲームです。 当時(1993)ありきたりだった、コマンド選択を、しらみつぶしで進んでいく タイプのＡＤＶで、あまり友人の受けは良くは有りませんでした。 まあ、かく言う私もそれほど、期待をせずにやっていたのですが、 前作：悦楽の学園、前々作：禁断の血族が、 一番権力を持っている女性 （悦学なら学園長、金血なら女主人）が、黒幕という話だったので、 今回もそういう結末なのだろうと、結構タカをくくっていました。 まあ、言ってしまえば、同じ様な立場の人物が黒幕といえない事も 無いのですが・・・。 《まずアル編の導入部》 とある新聞社の記者であるアルバート・マクガドル(以下アル）は、 駄目もとで、グランチェスタ財団の研究私設「ＤＥＳＩＲＥ」への取材の 申し込みをする。どういう訳か、それは受理され、取材が許可される。 遥か遠い孤島の研究私設ＤＥＳＩＲＥには、アルの恋人である、 マコト・イズミが研究員として、働いている。 まあ、久しぶりに恋人の顔が見れるってことで、結構張り切ってアルは ＤＥＳＩＲＥへと向かった そうして、ＤＥＳＩＲＥに辿り着いたアルは、浜辺を散策中に、 そこで倒れている一人の少女を見つける。その子の名は「ティーナ」。 その子は自分の名前しか覚えていなかった。 一体この島には何があるのか？飛行場で、奇妙な違和感を感じたアルは そう考えたのであった。 《そして、マコト編導入部について》 研究私設ＤＥＳＩＲＥで行っている研究は非常に危険である。 研究部主任マコト・イズミ（以下マコト）はそう考えていた。 現に、研究員が一人死亡している。そのことについて、責任者である マルチナ・ステラドビッチ（以下ステラ教授）に、研究の中止を、提案する ステラ教授は「火災による危険を恐れて、火を使わない事と同じ」といい、 研究の続行を指示する。結局、ステラ教授の説得によりその場は収まり、 研究続行となる。ただ、マコトにはもう一つ悩みがあった。 自分の恋人である、アルバート・マクガドルが記者として、 このＤＥＳＩＲＥに訪れるというのだ。研究の危険性と、記者としての アルの追求があるのではと、マコトは不安になっていた。 とまあ。結構脚色ありなんですが、こんなもんでしょう。 ＡＤＶなわけで、シナリオが要です。ゲームである以上システムも 良くなくてはいけないのですが、こればっかりは、旧態依然とした コマンドしらみつぶし型なため、良いとはいえません（今から見れば 悪い部類でしょう） サターン版ではさすがに18禁部分はカットされていますが、かなり不自然な ため、違和感ありまくりです。もうちょっと何とかならんかったのかなぁと 思う次第であります。 |