それでは、序盤のあらすじです。
　1月、両親の都合により思い出の場所に移り住む事になる。
　そこは、７年前に済んでいた雪の街。
　７年ぶりに会う従兄妹の少女の姿は、記憶には残っていなかったが
　その笑顔は当時の面影を残していたように思えた。　

　とまあ、こんな感じです。

　続いて、オープニングに登場する5人の紹介です

・水瀬 名雪　＜みなせ なゆき＞
　主人公が居候することになる親戚の家に住む女の子で、間柄はいとこだそうです。
　７年ぶりに主人公と再会するそうです。

・美坂 栞　＜みさか しおり＞
　主人公が通うことになる学校の１年生で、
　病気のため長期に渡り休学しているらしいです。

・沢渡 真琴　＜さわたり まこと＞
　記憶を失った少女で、主人公のことが憎いという記憶だけを頼りに、
　強引に水瀬宅に居座り、主人公に付きまとうそうです。

・川澄 舞　＜かわすみ まい＞
　主人公が通うことになる学校の上級生で、
　夜の校舎で出会うそうです。
　「私は魔物を狩る物だから｣
　彼女は目に見えない何かを追っているそうです。

・月宮 あゆ　＜つきみや あゆ＞
　引っ越し初日、駅前で出会った少女で、
　食い逃げ途中に運悪く主人公にぶつかったことがきっかけで知り合うそうです。
　主人公達とは違う学校に通っているらしいです。

　まあ、当然ONEのスタッフのほとんどがこの作品に関わっているので、
　比較の対象になる訳ですが、ここでは、ネタばれの無い部分のみで比較してみます。

　システム回りですが、なんでも、Kanonでは
　汎用の(枯れた)ライブラリを使っていると言う話をweb上で聞きました。
　その所為か、特に大きなバグはなく、
　ONEよりも使い勝手の良いシステムとなっているようです。
　ただ、難を言えば、ONEの時もそうだったんですが、
　メッセージの巻き戻しが出来ないのはちょっと残念です。

　BGMについては、ONEの時と同じく、CDDAで、演奏となります。
　曲のクォリティは、相変わらず高く、
　今回は特にボーカル入りのオープニング・エンディングは
　かなり高い部類位置するのではと思われます。（あくまで私評ですが)

　グラフィックに付いては、ONEよりも格段に書き込まれていて、奇麗な物になっていますが、
　原画の絵が、いかんせん万人に受ける絵ではないようです。
　（まあ、この辺はONEと同じですが)
　逆に言うと、ＯＮＥがＯＫなら十分にＯＫでしょう。